CFD DD4333K-1G/S

 CFDがPC3200 DDR-SDRAM 1GBを発売しました。型番はDD4333K-1G/S、仕様はPC3200 DDR-SDRAM CL3(3-3-3)、SAMSUNGチップ、JEDEC準拠です。しかも、バルクではなく、箱入りでメーカー保証も1年間ついています。それでいて、価格も手頃なのです。

 早速、ファーストインプレッションをお届けしたいと思います。

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 メモリチップはSAMSUNG K4H510838B-TCCCが使われていました。512Mbitチップと現在主流の256Mbitの2倍の容量です。そのため、見た目が普通のメモリと同じです。メモリチップは、片面8チップの両面実装で16チップが搭載されています。イレギュラーな256Mbitチップで片面16チップの両面実装で32チップという仕様ではありません。
 メモリチップの数が少ないことは、消費電力や発熱など有利だと思います。メモリのバンク数も減らすことができると思います。

 最近のDDR-SDRAMの基盤の品質を調べるときに、光にかざして基盤に開いている穴が光を通すかどうかで、品質の善し悪しの判断材料の一つになります。DD4333K-1G/Sは光をしっかりと通しています。
 メモリチップの周りに色々なチップやコンデンサなどいっぱいあります。JEDECに準拠していないバルクメモリの場合には、メモリチップの周りのチップやコンデンサなどはわずかしかありません。こういうところで品質が左右され、品質の善し悪しの判断材料の一つになります。
 メモリ基盤は非常に重要です。メジャーなメモリチップ(SAMSUNG、Micron、Hynixなど)が使われているから、品質が高いと思いこんでいる方が意外と多いのです。が、現在のDDR-SDRAMの状況は、メモリ基盤の品質が大事です。
 CFD DD4333K-1G/Sは、メモリ基盤もしっかりしています。

 JEDEC準拠、メジャーなSAMSUNGの512Mbitメモリチップ、しっかりとしたメモリ基盤、メーカー保証つきと、安心感が高いです。これだけのメモリでありながら、512MBと比べても、ほぼ2倍の価格とお買い得感が高いですよ。