パソコンディスプレイとテレビの違い

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 外見が同じように見えるため、パソコンディスプレイとテレビがどうしても、同じものに見えてしまいます。パソコンを使い始める前は、私も同じようなものじゃないかと・・・少し思ってました(笑)。
 難しい言葉を使わずに言うと、パソコンディスプレイとは静止画を高精細に表示するため、テレビは動画を表示するためと、目的が違います。
 パソコンディスプレイとテレビなどに解像度というのがあります。解像度は何かというと、パソコンディスプレイやテレビに表示できる情報量です。情報量は、パソコンディスプレイで640×480 〜 2048×1536、テレビは450×350ぐらいになります。現在のパソコンで一般的に、1024×768(約78万画素) 〜 1280×1024(約131万画素)あたりで使用されていて、テレビは450×350ぐらいなので、約16万画素と情報量の差があります。この情報量の差から、テレビをパソコンディスプレイ代わりに、パソコンと同じ快適に使うのは、難しくなっています。パソコンからテレビに出力するなら、DVDビデオやテレビを録画した動画などを見ることに使うと良いと思います。細かい文字を読む必要がないゲームなら、テレビに出力して遊んでみるのも良いかもしれません。
 液晶テレビやプラズマテレビやプロジェクタなどにD3/4端子やパソコン入力端子を装備している機種があります。そういう機種なら、解像度が高く、パソコンディスプレイ代わりにもできます。しかし、焼き付きを起こす機種があります。パソコンディスプレイ代わりで、長時間使用するとスタートボタンやタスクバーやタスクトレイなど常に同じ表示をしている部分が焼き付きを起こしやすいと思います。そういう理由から、焼き付きが起こる可能性がある機種でのパソコンディスプレイ代わりは、オススメしにくいです。動画を全画面で表示させるのは、問題ありません。