意外と容量が大きいんです

hitachi.jpg
 デスクトップで使われている3.5インチHDDは、現在40GB〜400GBまであります。この状況を考えると、大容量は250GB以上という雰囲気になってきました。とは言っても少し前まで、120GBが大容量と言われていました(今でも大容量だと思います)。
 大容量のHDDの使い道は、テレビ録画やDV編集などの動画になると思います。
 会社で使うパソコンなら、ほとんどの場合は40GBで足りると思います。WindowsXPで4GB、メモリのスワップ領域で1GB、一時ファイル用に1GB〜5GB、アプリケーション用に2GB〜5GBぐらいで、合計8GB〜15GBぐらいを使用すると思います。ので、40GB HDDなら、40GB – 15GB = 25GBとなり、25GBの空きができます。会社で作成するものは、ワープロ、表計算、プレゼンなどだと思います。そういうデータでは、1つ1つのファイル容量が小さいことが多いと思います。そう考えていくと、25GBの空きがあれば、大丈夫だと思います。意外と40GB HDDは容量が大きいんです。プレゼンで動画を扱うことがあると、120GB以上を用意した方が良いと思います。
 と言っても、40GB HDDと80GB HDDの価格差が非常に小さいので、「40GB HDDを買うなら80GB HDDがいいなぁ」と考えてしまうことも良くあります。80GB HDDと120GB HDDの価格差が非常に小さいので、・・・と繰り返しになっていくこともあります。1GB当たりの単価が安いのは、現在160GB〜250GB当たりです。そのため、容量が必要な方だとその当たりを狙われていることが多いです。
 個人で使用しているパソコンでは、色々なデータを扱うことがあると思います。なぜか自然にデータが溜まっていって、120GBでも、160GBでも、250GBでも、足りないことになり、HDD総容量が1TB(1,000GB)を超えてしまうことも最近は良くあるようです。個人のパソコンなら、HDD容量は少し余裕を持たせた方が良いと思います。
 あと、一時ファイル(WindowsUpdate、CD/DVD-Rのイメージなど)分のある程度の空きは、常に確保しておきましょう。DVD-Rを焼くなら、イメージや一時ファイルなどで5GB〜10GBぐらいの空きは確保が必要になると思います。
 最適なHDDの容量は、会社なら40GB〜80GB、動画を扱わない個人なら40GB〜120GB、動画を扱うなら120GB〜という感じでしょうか。
 40GB HDDの活用方法としては、HDDを2台搭載し、1台目は40GB HDDでWindowsやアプリケーションなど専用にして、2台目のHDDをデータ専用にするという方法です。Windowsやアプリケーションなどなら、40GBで足りないことはほとんどないと思います。こういう使い方は、結構便利で、活用されている方もいると思います。