三冊よれば文殊の知恵

最近頭の中を3冊の本がぐるぐると激しく振動しながら勢力を拡大しつつあるのをただ黙って鑑賞しているしかなすすべがないワタシです。

その3冊は

生物と無生物の間

相対性理論を楽しむ本

量子論を楽しむ本

です。この順に読みました。三冊ともびっくりするような内容です。

生物と無生物の間は生物とは動的均衡であると表現し、ワタシはこれを読んで遺伝子というのはワタシがもっている遺伝子はワタシの遺伝子だからわたしが持っているのではなくて、遺伝子がワタシを活用して、媒体としてワタシを持っているというなんだかよくわからないことを考え始めたきっかけになりました。この本はなんどか読み返すであろう一冊です。それに著者の福岡伸一はNHKの爆笑学問に出ていたのですが、風貌に似合わないいい声で思慮深く話す姿はこの文体にぴったりでした。

下の二冊は相対性理論と量子論で、著者は同じ佐藤勝彦。両方とも光の性質から発達した論で、共通項はいっぱいあります。

んでこれと生物と無生物の間の三冊が混じり合うと、とてもおもしろいんです。相対性理論は量子論を考える上で外せないし、量子論と生物ってなんか結局同じことを研究しているような気になるんです。

とすると・・・なんて考え出すと、楽しくて3杯白ご飯が食べられるくらいです。

ワタシとしてはおかずも食べて生きていきたいので、妄想するのは隠居してからの楽しみにとっておこうと思います。

ただ、そのおかずも結局はアミノ酸に分解されてさらに塩基の元になって、原子レベルで既存の細胞のあらゆるパーツと交換されていって、それは脳も同じで、細胞レベルじゃなくてそれは原子レベルでもそうで、ウィルスとかは・・・なんてすぐに妄想に走ることができるのはやっぱり幸せなのかもしれません。

というわけで、オススメなのかもです。上記三冊

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